”withコロナ"がガチであることを思い知らされる
こんにちは。
個別指導塾 守山小幡教室です。
いやはや、昨日の東京の新規感染は2500弱ですね。
ここ愛知県でも431人と、こちらも過去最多となっています。
東京の数値が圧倒的なので、大したことないように思ってしまいます。
ですが、東京のあれよあれよと四桁、そして昨日の2500弱という推移を見ていると、拡大局面では、アッという間に増えていくだろうと思います。
現状の愛知県のクラスターを見るとこんな感じです。
圧倒的に”医療・高齢者施設等”が多いですね。
院内感染が問題になっていると聞きますが、こうやってみると実感がわきます。
いわば感染者を集める場所ですから、当然こうなってしまいますよね。
感染リスクに晒されながらも、医療提供を担って下さる医療従事者に頭が下がるばかりです。
保育施設・学校、職場という場所でも収束済みも含め3件ずつ発生しています。
ただ、気になるのは、最下部です。
クラスターの感染 2,308人
その他の感染 15,330人
どれぐらい感染経路を追えているのか。
大村知事のFacebookからこんな表を拾ってきました。
基本的に低いと3割台、高いと5割台であり、トータル45.6%、ということになっているようです。
ちなみに、東京は1/6時点で68.3%だそうです。
・・・経路特定はマンパワーの問題も大きいと思うので、感染者数が増えてくると、当然に経路不明割合は大きくなるのだと思います。
保健所のキャパオーバー振りは、報道でも再三伝えられていますからね。
今更ですが、一つ言えるのは、昨年の2,3月に再三伝えられていた”クラスターをたたく”という戦術はもはや機能していないということですね。
”発生した点”ではなく、”感染する局面”に対して押さえ込みを講じて、なんとか感染拡大に抵抗する戦術になっていると思います。
”発生ベースでなく、行動ベース/事後でなく、予防”という考え方になろうかと思います。
昨年からずっと思っていることですが、発生した事案や事態に関して、後追いで対策を講じてもウィルスに対しては効果的でないのかなぁ、という印象です。
今回の緊急事態宣言も、なぜこれほど非難され、効果を疑問視されているのかというのも、ここの話が根本のような気がします。
現在、愛知も緊急事態宣言を検討中ですが、その意味で大事な動きかと思っています。
経済ダメージは当然出ますが、東京のような事態まで進んでしまうと、尾身先生や西浦先生のモデルが示すように、ひと月でなんとかなるような話ではなくなってしまいますもんね。
・経済活動の抑制度合
・抑制期間の長さ
この二つの観点で、勇気をもって決断していくことが必要なのかな、と。
そして、もう一つ感じるのは、”断続的に抑制施策が必要になるだろう”ということですね。
4月からの緊急事態宣言を乗り切って、山は越えたという感覚がどうしてもありました。
・・・どうも、幻想だったようですね。
拡大局面の兆候が出てきたら、抑制を強める。
収まってきたら、抑制を緩める。
これの繰り返しになるんだろうと思います。
まさに”withコロナ”
ただ、光明もあって。
一つはワクチンですね。
しかし、あまり楽観的に考えるべきではないと思いますし、やはり副作用が怖いです。
個人的には、接種は慎重にやりたいな、というのが偽らざる実感です。
今一つは、基本的な対策はやっぱり効果的、ということですね。
マスクを外す=飛沫が飛ぶ場面が感染の要因なんだ、というのがなんとなく実感を持って考えられるようになったことは大きいと思います。
効果の真贋が議論されていたころから、”エビデンスがないからマスクはしない”ではなく、”ようわからんがマスクで効果あるかもしれんからしとこう”と多くの人が考えていたことは大きいんちゃうかな、思います。
これも、予防ですね。
結局、個人の意識の問題が大きいのかな、という風に今更ながら改めて思います。
正直、”コロナ慣れ”というのを実感してましたので、改めて引き締めなければいけないな、感じます。
今年もコロナとのお付き合いは続きそうですが、根気強く付き合っていくしかなさそうですね。
色々雑音が入ってきますが、冷静に、生活をすることが肝要ですね。