塾講師的【今年度もっとも成長したでしょうAWARD】はT君(小6)に決定!
さて、タイトル通りではありますが、「塾講師的に最も成長を感じる生徒」というのをご紹介します。
早速、結果からいってみましょう!!
(ドルドルドルドルどる$dollar、デン!!)
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「授業にくるなり、勝手に確認テストを始める生徒!」です!!
この凄さは、並みじゃない!(νガンダムは、伊達じゃない!)
現象だけだと分かり辛いので、少し補足をば。
①そもそも、私は何も指示していません。
勝手に、学校で進んだ分、勝手に家で勉強してきて、勝手に私の前でテストをするんです。
もうこの時点で、塾講師的には涙ちょちょ切れです笑
②そして、こやつ、満点取る気です。そして、取る自信があります。
そりゃそうですよね。自分から進んでテストするんですもん。
準備万端、バッチこーい!的なもんですよ。
もう、自分の力を試したくて仕方ないんですね。分かります。
人間、支払ったコストに対して、結果を求めるもんです。
③もし出来ない問題があったとしても、ビビらない境地に入っています。
もうね、こうなると、多くて2ミスとかです。そこにやたら悔しがります。
だって満点狙いに行っているから。自信があるから。
その2問を、その場で全力で潰しにかかります。
こちらの説明なんて待ちませんし、耳に入りません。
だって嫌だから。できない問題があるのが。
当然、再テストはします。「爪が甘いんじゃない?」とか言って笑
・・・心の中では超絶ニヤニヤしてますけどね笑
ここまで来ると、だいぶ安心できます。
とはいえ、部活の忙しい中学生や、高校生レベルになってくると、もう一段上のレベルを求めますけどね。
コスパの世界ですね。効率性を考えないと回らないので。
ただ、小学生でこの域に達すると、もうニヤニヤが止まらないです笑
まだまだな生徒と比較
①なんで言われてもいないのに、勉強なんかしないといけないの?
なにそれおいしいの? っていうかなんかかっこ悪くない?
②宿題に出して、テストの準備を指示をした翌週の授業。
当然こちらが催促するまで確認テストはしませんし、言っても腰が重いです。
そりゃそうですよね。自分で準備が不十分、って分かっているんです。
できれば来週に回したいんです。(でも来週も同じことを考えるはずです笑)
③テストして、✖が付くのが、怖くてしょうがないんです。
自分ができない、という現実を見たくないんですね。
できれば、合っていなくても〇がついて欲しいんです。
「理解して解ける」という本質がなくとも、〇がついてくれればいいんです。
その場が切り抜けられるなら。
”数字”じゃなくて”行動”ベース
いかがでしょうか?
極端な部分はありますが、割と多くの子が当てはまる心理状態だと思います。
テストとか模試、というのも一つの指標ですが、個人的にはやはり”行動や習慣”というのは、大きな成長の指標です。
だって、成績はぶれるから。行動や習慣は、定着すれば、成績の担保になりますからね。
もっと言えば、社会に出て行く上でのかけがえのない資産です。
また、自分で〇付けを行う、といった話は、また別記事で詳しく書こうかなと思っています。
学習の本質、といっても過言ではないので。
こんな感じで、塾講師がどう見ているか、というのも発信していければと思います。