【初面談を終えての所感】立地・物件選定の答え合わせ【差しあたっての感触】
3/14(土)は開校日でして、いくつかご面談させて頂きました。
非常に有意義な面談でした。
保護者の方や生徒さんにとっても有意義なものであったらうれいしいです。
さて、いくつか所感がありますので記載していきます。
立地選定の答え合わせ
第一点がこれです。
結論から書いてしまいますが、当座の感触としては”〇”でした!
ある程度、想定通りという感触を持ちました。
駅前通りを避けた
当初の記事に書いておりますが、線路沿いを東西に結ぶメインストリートの一本南の大通りを選択しました。
当時の記事はこちら
kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com
検討中に立地考察につかった図を引きましょう。
この瀬戸街道は歩けば塾にあたる状態で、私には完全なるRed Oceanに見えました。
しかし、それでもめちゃめちゃ多くの塾が成り立っているということは、総体でみれば、需給バランスが取れているということでしょう。
その意味で、全く出店のめがない、ということではなかったです。
しかし、一点大きな問題がありました。
この瀬戸街道沿いの塾は、ほぼ全てが“大手FC系”です。知名度故の安心感では絶対に適いません。わざわざ新参かつ聞いたことのない塾を選択するか、と聞かれれば、“NO”と言わざるを得ないと考えました。
逃げた先の勝機は?
そこで、一本南の千代田街道へ逃げたわけです。
しかしこれは“逆張り”です。
塾が密集する場所を避けて、離れたところに出店するのですから。
ですので、こちらにも当然問題はありました。
下記の2点です。
- 北は瀬戸街道、南は大きな川が流れているため、商圏が南北に非常に狭くなる
- 物件の南側の人たちでも、瀬戸街道まで通塾することに心理的ハードルが低ければかなり厳しい状態になる
(そもそも競合が少ないのは、立地条件がかなり悪いからでは)
1は地理的条件のため、どうこうはできません。
ですが、人口分布を確認することで、いけると判断しました。
2はかなり大きな問題でした。
塾の商圏は諸説ありますが、下記が妥当なところだと思います。
徒歩圏内・・・500m
自転車圏内・・・1km
自動車圏内・・・3km
実は物件の南側の人達でも、瀬戸街道まで1km程しかないんです。
メインの中学校と考えている守山東中も瀬戸街道を少し超えたところにあります。
ということは、日常的に徒歩や自転車で通学しているので、そこまで出ることに心理的ハードルはあまりないと考えられました。
競合が少ないのも似たような理屈であろうと想像できます。
ここは、実際に歩いてみました。
そして歩いてみると、あることに気付きました。
・・・坂なんです。
体力溢れる若人達ならまだしも、おじさんにとっては、そこそこの距離感を感じさせるものでした。
他にも下記のハードルが見つかりました。
道の狭さの割りに車通りが多い
踏切を越えなくてはいけない
住宅街を抜けて行く道なので、夜はかなり暗い
瀬戸街道まで出る障害は、少なくないと感じました。
特に小学生の場合、送迎なしで通塾というのは厳しいだろうと予想されました。
それでは、瀬戸街道沿いの塾に、自動車で送迎するパターンはどうかと考えました。
駅前のため、駐車場を用意しているところは少なく、また、路上駐車で生徒を待つのも難しいと思われました。
以上の点から、自電車orバス通塾が現実的だろうと判断しました。
以上から、瀬戸街道まで出ない南側の立地でも行ける、と判断しましたが、正直自分の判断がどうか、というのは最後まで自信がもてず、リスクとして残ったままでした。
お客様の反応
一先ず、いまのところ「近いから」というお言葉を頂けています。
まぁ、そういった点を重視されない方には、当教室を考慮に入れて頂けていないというかなりネガティブな発想もできるのですが、逆に「近さ」を考慮されるご家庭があり、その中で立地的に選択肢に入れて頂けるという事が分かったのは大きかったです。
特に、中学生や高校生は自習の頻度も増えますので、塾の立地というのは、当たり前ですがかなり重要な要素だと思います。
個人的に今回一番気になっていた部分だったので、そこが部分的にでもクリアになり、“大丈夫そう”という感触を持てたのは、とても良かったです。
物件選定の答え合わせ
こちらは正直ある程度大丈夫だろうと考えていました。
塾の本質は“指導力”だ!!なんて硬派な考えもあると思います。
それはその通りで、でもそれだけではないだろうとも思います。
やはり長い間通って、勉強をする空間です。
清潔感や居心地の良さというのは絶対考えなくてはいけない部分だと思っていました。
過去記事でも書いていますが、ぶっちゃけ予算オーバーな物件を借りています笑
ネットで今の物件を見付けた時には、“オシャンティー”な匂いが写真から漂ってました。
でも、予算がねぇ。ってことで見送っていたんですね。
予算内の物件を本命にして内覧を依頼する際に、今の物件の内覧も“ついでに“見るだけ”のつもりでお願いしたんですね。
したら、本命の物件が微妙で。
ダメ元で社長に話を振ってみたら、意外と“あり”な反応で。
その後はトントン拍子に事が運んだ、というのが内幕です。
お客様の反応
狙い通り、オシャンティーな感じと言って頂けました。
(正確には“オシャンティー”とは言われておりませんが)
実は、予算と立地で「本命かなー」と見ていた物件は、エントランスがマンションの中にいったん入るタイプだったのが一番のネックで見送りました。
かなり入りにくいと思うんですよね。外階段から直接入れる今の物件は、この点をクリアしてました。
やはり、ある程度“箱”は大事だと思います。
その際に、トイレを気にされていたので、実際に見て頂きました。
これは、私としても不案内だったと反省する次第で、特に女子の場合トイレは気になるところですよね。
てことで、こちらがトイレと洗面台です
ちゃんとウォシュレットもついてますよ!
学習スペースの方も、徐々に手を入れていっています。
ある程度形になってきたら、HP上にも“SPACE”のページを作る予定です。
当然、外見だけのハリボテの塾を作るつもりはありませんが、こちらも大事な仕事と考えていますので、順次整えていきたいと思います。
一旦ここで区切りとしましょう。
初面談の話は別記事に続きます。