塾屋のブログ

名古屋市のとある個別指導塾、の雇われ教室長のブログ。教室の様子、指導内容、勉強法、業界についてなどの雑感を綴っていきます。

9月入学論者の主目的は、本当に、”教育”か???あ~、もう、なんか気味悪いんだよな。

少し尖ったタイトルでこんにちは、こんばんわ、おはようございます。

9月入学の過去記事はこちら

 

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

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最近の動きの整理(超雑)

政府の見送りが決まりましたが、まだまだこちらの動きは継続しそうです。

 

で、タイトルの件ですが、過去記事からも、うーっすら透けちゃってるんですけど、私はずーっと疑ってます笑

全員が全員とは思ってないんですけどね。

 

最近の動きをちょっと整理してみましょう。

 

日本教育学会等が反対意見を提出

文科省が2パターン(のち3パターン)の移行案を提示

 

→この辺りで家庭負担の費用や未就学児の飛び級、待機児童問題などが目に付くようになり、世論は反対に傾いた感じ。

 

自民党公明党の与党が反対提言を提出

・政府見送り表明

 

→世論の動きを見てか、与党からも反対提言が出て、ほぼ時を置かずに政府見送りです。

まぁ、与党の動きは、政府見送り表明の前にアピールとして出しとけ、ってな感じに見えました。

 

・元文科大臣の下村さんと稲田さんが中心となり、来年度からの9月入学の実施を政府に求める会合を発足。”9月入学前提の準備を”と発言するなど、かなりの強硬姿勢を打ち出す。

 

・橋下元知事が、9月入学を見送った政府に、教員の不足やお金がかかると、難しい話をして世論を誘導したとの旨の批判を行う。

また、学年のスタートを生徒毎にバラバラにする習熟度別の教育に変更すべき、との意見を表明し、世の人々の胸の中を「9月入学じゃなかったんかーい・・・!?」とのツッコミで満たす。

 

→今ここ。

 

私見 

政府の思惑

政府としては、9月論者が声を上げたのを、「これは使えるかも」という姿勢だったのだと感じています。

 

一つは”世論アピール”ですね。

今一つは”コロナが長期化、または2波、3波が来た時に”世論に応えた形の政策”としての位置づけを残しておきたかった、ということではないかと。

 

コロナが予想外に早く一旦の収束を見て、学校が再開していくという現状と、世論が反対に傾いてきた流れを見て、”いらね”ってなったのかと。

 

これは見送り表明のタイミングや、

”そもそも無理だし。コロナの混乱期にやることじゃねーし”

的な発言が政府の一部からも出ていた、という報道を見ても、そージャマイカと思います。

(報道の真偽は分かりませんが、常識的に考えて、まぁ思てるやろなという内容です)

 

尚くすぶる与党内の9月論者

これは・・・。う~ん、なんでしょう?

正直、一番気味が悪いところです。

ただ、無理目、世論反対、というのは承知の上でのこの動きなのは確か。

 

え~と、超穿った見方ですよ?

下村さんは元文科大臣(表面)/現選挙対策委員長(裏面)

 

なんか、9月入学には、あるんでしょうかね???

性格悪い私は、気味が悪くてしょーがないっす。

 

知事や著名人

橋下さんの発言には、ずっこけた笑

いや、ご意見には賛成の部分、かなりあるんですけどね。

特に飛び級は私、賛成派です。(あくまで希望制で、ですけどね)

 

とにかく、世間の理解とはかなりズレがあったと思います。

 

で、思ったんですけど、”9月論者”と一括りにしていますが、たぶんこれ、みんな思てること”バラバラ”なんちゃいます???

 

んで、教育改革ではあるものの、9月入学とは関係ない部分もかなりあるんちゃいます?

 

一回、整理してくれよー。頼むよー。

とにかく、コロナだけじゃなく、今年は大学入試改革もあるし、並大抵の意義では、無理だよー。

 

おまけ:君子危うきに近寄らず

・9月入学イイネ!!

 

(沈黙)

 

政府見送り

 

 

「○○都と○○府は医療崩壊

 

・「○○都に集中したい」

 

 

御上手ですよね笑

 

いや、でも、愛知県民としては、複雑です苦笑

ただ、発言した時点で、小池さんと高須さんの反応は読めたぜ笑