塾屋のブログ

名古屋市のとある個別指導塾、の雇われ教室長のブログ。教室の様子、指導内容、勉強法、業界についてなどの雑感を綴っていきます。

【大学受験を考える】”プロゲーマー”ときどさんの記事【前編】

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私自身、ときどさんという方は知らなかったのですが、昔の会社の先輩にプロゲーマーの走りの方(ストⅡの世界チャンピオン!!けっこー賞金もらえたらしいです笑)がいらっしゃいまして、ちょっと気になって読んでみました。

 

まず、記事の趣旨からはずれる話になります。

ですが、ときどさんの大学受験のお話が、私視点からは非常に納得のいく内容でしたので、少し元ネタにして考えてみたいと思います。

 

理由はブログのaboutページを見て頂ければ分かります笑

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

 

「インプット→アウトプット→フィードバック」のサイクルの高速化 

僕はゲームに取り組むとき、「インプット→アウトプット→フィードバック」のサイクルを速く回すことを心がけています。これは時間の短縮にもなりますから、裏を返すと時間がない人に有効なやり方でもあります。

 ときどさんがどういった意味合いで使っているのかは分からないですが、とにかく、”サイクルの高速化”というのは、とても大事なポイントだと思います。

 

前提として、「向上するプロセス」(ある程度納得のいく効果値が見込める)になっている必要はありますが、そこさえ担保できれば、逆に後はここをいかに高速で回すかです。

 

本題に行く前に、少しこちらの話をしておきましょう。

 

学習にプロセスを設定する

 

例を挙げて説明します。そうですね。学校の授業を活かしきれていないパターンが多い、コミュニケーション英語(昔の英語Rですね)でいってみましょうか。

 

この科目に関しては、けっこー大きな問題だと思っています。

 

一番大きな問題点は、『英文を読む訓練をする科目』なのに、『和訳をテスト前に丸暗記する科目』となりがちな点です。

 

「そんな本末転倒なこと、流石に高校生にもなってしないでしょう?笑」

 

と、皆さんお思いになるでしょうか?

 

 

いや、ふつーにやってます苦笑

 

 

目先のテストを乗り切る、という目的のためなら、一定程度の効果値は見込めるやり方ではあるんですよ。

しかし、受験を闘う力をつける、という一つ先の目標に対しては、なんら効果を持ちませんよね。

 

ていうか時間の無駄です笑 

無駄な努力です爆

ここで、“目的を考えてやりなさい”という私の十八番がでます苦笑

 

なので、学習のプロセスを設計してあげることから始めないといけません。

 

私が基本パターンとして生徒に渡すのは下記の書面です。

 

コミュ英の勉強法について

 

鉄則1:コミュ英は予習が必須である!

☛コミュ英は数少ない予習が必須の教科である。予習でやるべきことは以下の4点。

  1. 本文で分からない単語・熟語は必ず調べ、教科書にラインを引き、訳も書き込む。(赤シートで隠れるようにしておく)
  2. 本文に対してSVOC、Mを振っていく。(Mは修飾部。()でくくっておく)
  3. 本文に一通り目を通し、訳せないところや文法的に説明がつかないところにラインを引く。
  4. 3の部分をじっくり考えてみる。(しかし時間をかけ過ぎない)解決しようがしまいが、学校の授業はそこの確認を第一目的とする。

 

鉄則2:予習⇒学校授業を経て、いまいちすっきりしない場合は塾にて質問する!

☛基本的に勉強量は少なくて良い科目である。ただし、テスト前にまとめて勉強するような科目ではない。一ページ一ページしっかり「全訳」「文法的説明」が完璧であることを積み上げていく必要はある。不安なところは都度解消を!!

 

鉄則3:テスト前の勉強は「全訳」「文法的説明」をチェックする!

☛単語・熟語は基本的に「全訳」をチェックすることで身についているかをチェックできる。文法もまたしかり。但し、「単語のスペル」は異なる。まずは「全訳」をチェックし「スペル」をしっかり書けるようにする。(但し、固有名詞や和訳自体がマニアックな言葉は「スペル」は必要ない。)

しかし、コミュ英では未習の文法事項が出てくる!ここは残念ながらテストに出やすい。しっかり文法的説明もできるようにしておく。(この際に塾を使うと効果的)

 

インプットとアウトプットの対象と手法を明確化する

 

別にこの通りでなくてもいいんですが、実際に私がやっていたことに、SVOCM振りを加えたものです。

 

インプットとアウトプットの対象と手法を明確化しているのがお分かりでしょうか?

これぐらいのプロセス設定とその積み重ねで、大学受験への土台はできていくはずです。(あくまで“読む”の技能ですが)

 

ここが下記のようになっていると冒頭の話までつながりません。

 

・なんとなくで、ぼんやりと、毎回違うことをやっている

・やり方は決まっているが、過剰/不足である

 

大学受験においてまずもって大事なのは、このプロセス設計です。

ある程度の「効果値のある」プロセスをしっかり設定しておかないと、時間だけを無駄に費やすことになります。

 

一にも二にもまずここ!です。

 

高1,2は筋トレ!!

 

ところで、私がなぜ“学校の授業の受け方”の話をするかというと、高校1,2年生までは、「筋トレ」期間だからです。(入試改革で少し事情は変わってきますが)

 

ときどさんの記事にこうあります。

僕は大学受験にあまり時間をかけられませんでした。理由はゲームがやりたかったからで、いわゆる受験対策を始めたのは高3の夏ごろからでした。それまでの勉強はとにかく基本的なことだけにして、残りの時間はゲームセンターにつぎ込みました。

もし、ときどさんが、この“基本的なこと”をやっていなければ、東大に受かるにはもっと時間を要したと思います。

 

学校のレベルにもよりますが、TOP校でなければ、学校の内容は「基本」です。私流にいうと「筋トレ」です。

「基本」だけでは勝ちきれませんが、しかし、「基本」がおろそかでは、その上に受験対応力をのせられません。

 

私の経験からも、「基本」はしっかり修得できていたましたし、そのための固定したやり方も持っていました。

受験対応力は私の経験からいくと、意外とそれほど時間を要せず身に付きます。

一回まとめます

 

 ・・・また話が長くなってきました。前編として、一旦ここで話をまとめて終わりにしましょう。

  1. 「インプット→アウトプット→フィードバックの高速化」が大事
  2. でも”インプットとアウトプットの効果値”が担保されていることが絶対条件
  3. 高校1,2年は筋トレ期間。「基本」をきっちり身に付ける2が設定されていることが一番大事
  4. その意味で学校の授業内容をしっかり身に付けるプロセス設定をしておくことが肝要

 

こんなところですかね。

後編は「高速化」について書きたいと思います。

が、大した話ではないです。こちらは直ぐに終わると思います。

そして、人を選ぶ話になると思います苦笑

【早速いくつかお問合せを頂きました】ちらし折込翌日の個別指導塾【高校生の指導に関して】

 

3/8(日)はチラシの折り込み日でして。

 

看板もないし、そもそも物件契約日も3/13だし。

当塾の事を知って頂いてる方はほぼいないだろうし。

 

ちらし・・・見て頂けるだろうか?

そして、興味を持って頂けるだろうか?

とめちゃくちゃ不安でした 苦笑

 

(実は、異動の話の中で、「守山なんです」とお話しすると、「守山出身です!」「守山の保育園に通わせてました!」なんて、保護者の方のお話しを聞いていたりはします)

 

高校生の親御様からのお問い合わせ

栄えある(???)お問合せ第1号様は、『高校生』の親御様でした!!

 

・・・実は、ちらし上は”高校生は夏ごろより受け入れ予定”となっております。

 

お問合せについても、上記を認識されて、”ご相談”といった感じでした。

結論として、3/14(土)にご面談させて頂くこととなりました。

 

ですので、ちらし上の”高校生は・・・”の部分の内幕をはっきりさせてしまいます。

これも結論なんですが、『”文系”のご指導に関しては、現状でもご提供可能』です。

 

・・・要は、私の時代は、センター理科1科目で良かったんです。

 

ということなので、理系講師の配属待ち、ということだったのです。

 

すいません、社長!ばらしちゃいました!笑

 

 

で、お問合せ頂いた方には、上記の趣旨をお話しをさせて頂きました。

その上で、とのことでしたので、いっそ内幕をOPENにしてしまい、『高校生も文系指導なら可能ですよ』としてしまった方が良い、と思い、今回記載させて頂いています。

 

ってことで、ちらしを上記内容に改めます。

なんか、すごいこと言っているような気がしますが、こういうのも情報発信をできるメディアを持っているというメリットだなぁ、と実感しています。

 

「ブログ、読みました」

お問合せのいずれも、ブログを読んでいただいてのお問合せでした。

 

私自身が思ったんです。

大切なお子さんを預けるならば、どんな人間か分からないと嫌だと。

(私自身は炎の独身で、ご祝儀の回収見込みも立たないまま、既に今年2件の結婚式への参加が決まっている身だとしても・・・笑)

 

だから、HPやブログのaboutページでは、割と個人的な部分も露わにしています。

 

本当はOPENまでにHPのTOPページに私の写真を用意するつもりでした。

ですが、一人だとうまく写真がとれず、イメージ画像となっています。

(状況が整い次第、上記についても行う予定です。しばらくお待ち下さい)

 

各記事についても(くだらない悪ふざけもありますが笑、それも含め)、“私”という人間をお伝えする内容を意識しています。

 

ですので、本ブログを読んでお問合せ頂いた、というのは、本当にうれしいことです。

 

やはり、塾というのは、講師が何を思い、何を考え、何を目指すのか、という部分。

つまり、『人が商品である』というのが私の考えですので、しっかり“自分”という“商品”をお見せして、ご検討をして頂きたいと思います。

 

面談で皆さまにお会いするのが楽しみです。

それでは、また面談のご予定日に。

 

 

【名古屋市守山区の個別指導塾の開校進捗③】教室らしくなった・・・!!【必要な物品の搬入】

 


過去記事はこちら。

 

 

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

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本日は開校1週間前!

机や椅子、ホワイトボード等の搬入を行いました。

 

 

before(脳内で”アレ”を流してください)

 

ただ広いだけで、殺風景な空間。

 

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何も器物は見当たらず、何を目的にした空間かも戸惑うばかり。

 

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折角のソファーも、雑多な印象しか 受け取れません。 

 

 after(脳内で(ry))

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なんということでしょう。

 

机と椅子、そしてホワイトボードが入るだけで、なんかそれっぽい雰囲気に。

 

壁のワンポイントである木に集う、小鳥でさえ、そこはかとなく嬉しそうです。

 

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そして、あの雑多な諸々に埋もれていたソファーセットは、なんと素敵な面談コーナーに。

壁に設置された、赤色の”火災報知器”がとても素敵なワンポイントに。

匠のこだわりが感じられます。

 

匠が、4時間16分、くらいでやってくれました。

 

とりあえやること

複合機を3/11に入れます。

やっぱりないと困りますので。

 

机と椅子は並べてみたものの、ど真ん中の空間が空いてしまっています。

真ん中に円形のラグを置く予定です。

素足で歩きたくなる、リビングっぽい感じを演出したいですね。

(そして自習をしまくるのだ。ぐははは)

 

事務机が激浮きなので、100均のシートで、ビンテージの木目調に変更します。

(後で怒られても知ったことか。ぐははは)

 

フェイクグリーンをあちこちに配置します。

リラックスでき、かつ、ちょっと洒落乙な空間を演出したい笑

(前からやってみたかったのだ。ぐははは)

 

νガンダムサザビーを置きます。置きたい。…置けたらいいなぁ…。

流石に怒られるかな…。

(年末に買ったサザビーはまだフレームしか組んでいない。フレーム塗装する予定だったが、時間がない・・・。「図ったな!…シャアめっ!?」)

 

こんなところですかね。

 

3/8(日)ちらし折込日です!!

朝刊にちらしが入ります!

 

最大1ヶ月無料の開校キャンペーンとなります!!

 

3月分の授業は、「自分でやっといて」と、学校から無茶ぶりされてお困りの皆さん。(これは仕方ない事ですけどね・・・) 

 

是非当塾をご利用下さいね。

 

苦手対策も大歓迎!

目標達成へのスケジュールを作成します。

時間があまりまくっている今こそ、計画を立てて、しっかり目標と向き合おう!

 

以上、宣伝でした!!!

 

 

【塾要らずの生徒】なぜ入塾希望か?【県内模試NO1、学年NO1】

本日面談した生徒さんです。

 

もともと、1年生の頭の時期に体験授業をした生徒さんです。

 

力試しに受けた県内模試でもNO1をとり、「塾に来る必要がないです」という私の独断で、年1回の模試での力試しと教材の提供を行っていた生徒さんです笑

 

今年も、新年度の模試の連絡をしたのですが、

 

「入塾したい」

 

との話を受けて、面談を行いました。

 

学年NO1の不安

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面談で、2学期末の順位を尋ねたところ、「学年1位」とのこと。

・・・順調にモノが違うようです苦笑

 

内申点は「43」。副教科に5じゃないものが2つあるとのこと。

・・・塾いらないよね?それ。

 

さて、どうしたものか。

 

話を聞く限り、「そんなにガツガツやっている訳でもないのに、今の成績が取れているのが不安。独学だといつか壁がくるんじゃないか」とのことでした。

 

ふ~む。どうしたものか。

 

成績的には塾なんか来る必要ない。自分で考えながら勉強するのが一番力になる。

 

でも、この子の場合”そんなにガツガツやっている訳でもないのに、今の成績が取れている”というのが不安要素。

 

なんとなくで出来てしまっているのが怖い。

それだけ、能力が高いのだろうけど、早目に壁を与えてあげないと、壁を乗り越える能力が身に着かない。

 

やはり、大学受験は高校受験とはハードルの高さが全く違う。

トップクラスの成績でも、高校で落ちこぼれてしまう生徒さんも少なくない。

 

学校では壁になれない以上、なにがしか超えるべきハードルを与えてあげる必要があります。

 

ということで、ミニマムの週1回のコースで4月からスタートすることになりました。

 

出来過ぎてしまっても、やはり不安は出てくるものなのですね。

世の生徒さんからすればうらやましいお話しだとは思うのですが、出来る子は出来る子なりの不安があります。

 

こういう時は大学受験までフォローしている塾という強みを感じますね。

しっかり”壁”を示してあげて、乗り越える訓練をさせてあげたいですね。

 

【めちゃめちゃありがたい贈り物】本当に助かりました!

 

例の物資

 

今日の朝、在庫が切れました。

 

ええ、あれですね。

 

マスク様です。

 

私は花粉症なので、この時期はどうしても、くしゃみが出てしまうのです。

 

現在は特に咳やクシャミって気になってしまいますよね。

ウィルス対策というよりも、まずエチケットとして必需品です・・・。

 

しかも本日は3件の面談が・・・。

非常に心苦しいですが、今日はマスクなしで、明日マスクを探して回ろうと思っていました。

 

はい、先生、プレゼント!

面談の際「マスクを切らしており、大変申し訳ないです」と謝っていたんですが、面談後、少し時間を置いて授業がある生徒が、こんなことを言いながら持ってきてくれました。

 

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マスクです!しかも箱です!!

 

なんでも、保護者の方が先生に持っていけと、持たしてくれたそうです。

 

なんというお取り計らいでしょう!!

本当に、ありがたいです!!

 

 

弾薬切れの前線に、救援物資が届いた感じです笑

 

改めて、ご家庭のご支援を頂いて、生徒さんの指導に当たらせて頂いていると感じました。

 

いや~、こういうのは心に染みますね。

正直、何が正解かは分からない時ですが、こういったご支援に応えられるよう、目の前のひとつひとつにがんばっていきたいと思った出来事でした。

 

 

【2024年のタブレット支給の試金石?】名古屋経済大学市邨中学さんの記事を紹介

塾向けの説明会や、実際に市邨さんに通う生徒さんを見て気になっていた件です。

 

www.msn.com

 

2年前の説明会では、”なんとかiPadを使おう”という印象でした。

しかし、実際に市邨さんに通う生徒さんを見ていると、塾にも常にiPadを持ってきており、横に置きながら塾の授業も受けているんですね。

 

その様は、既にiPadが勉強の必須道具と化しているな、と。

 

 

実際に何をやっているのか

まず、基本は連絡事項は全てiPadに配信されるようです。

代表的なものはテスト範囲表ですね。

 

また、授業の補習用のプリント類やテスト前の課題プリントなども配信されているようです。

 

イメージは会社で使うGWですかね。サイボウズのような。

私は新入社員で入ったときからGWがある世代ですが、これがなかったらかなり不便だろうな、と思います。

(実際に、今の会社はGWがないため、当初はかなり困惑しました。こんなに手帳を使うようになったのは、この会社に入ってからです苦笑)

 

記事にあるように、授業でも積極的に活用されているようで、映像コンテンツや次の授業の予習用コンテンツなどもあるようです。

 

ここからは記事ではじめて知ったことですが、生徒自身が映像コンテンツを作り出して、「イイネ!」やコメント等のコミュニケーション機能で評価をし合う環境があるとのこと。

 

ITスキルを養う環境 

いや、なかなかすごいですね。

ITスキルの醸成という意味では、とても良い環境なのでは、と思います。

 

なにが良いって、やはり学校というクローズドな空間だからこそ、ネット上のそれぞれの顔が見えるのが良いと思うのです。

 

顔の知っている人間が、何かコンテンツを出していれば気になりますし、コメントを付けたくなると思うんですよね。それは、コンテンツを出す方のモチベーションにもなると思いますし。

 

学習への活用という意味でも、一定程度効果はあると思うんですが、個人的には上記の効果がすごい良いなと、思います。

 

自分がそうなんですが、いざWebサイトをつくったり、ブログを書いたりし始めた中で、まぁ、ITスキルのなさを実感しています。

 

なんでもかんでも外注って時代でもないと思うんですよね。

最低限、社会人として必要なITスキルが上がっていると感じます。

 

進研模試の偏差値比較も出ていますが、縦軸の数値が不明なので、どの程度差があるのかが分からず、こちらはなんとも言えませんね。

 

ただ、生徒が自ら調べ事をして、物事を進めるという経験は増えているのではと想像できます。そういう”主体性”が成績に反映しているのかもしれません。

(まぁ、あくまで想像の域を出ませんが)

 

2024年のタブレット支給

市邨中学さんの取り組みは、2024年のタブレット支給に向けて、一つのサンプルとして色々と参考になるのではないでしょうか。

 

学校の先生のITスキルも大きく関わってくると思いますが、意外と学習の質が様変わりする可能性もあります。

個人的には、自ら調べ、学ぶという能力の養成を重視して欲しいですね。

 

もしかして、大人顔負けのITスキルを発揮するようになるかもしれません。

プログラミングの必修化よりも、このような取り組みの方が、ITスキルの養成には資すると思いますね。

 

以上、雑感でした。

 

 

【”仕事”から塾の指導を考える】最近の塾のキャッチフレーズに切り込む【「やるき」「自立心」をブレイクダウン】

以前、下記の記事を書きました。

 

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

その際に☆を付けてくださったsolmauさんの記事を読んで、下記の記事が気になったので、少し思考を整理しておこうかと。

仕事の本質は何か? - あなたの悩みを解決するビジネスサプリ

若手に読んで欲しい記事です。仕事は娯楽。なるほど、と思いました。

2020/02/27 00:46

 

 

 

Job,Work,Labor,Task

資本主義を生んだ英語においては、「仕事」に関する語彙は豊富です。

 

 

・あなたの”仕事”は?→Job

・職人の”仕事”は素晴らしい→Work

・”仕事”はテキトーにやっとけばいい→Labor

・今日の”仕事”は終わった→Task

 

対応させるとこんな感じですかね?

 

日本語ではどうしょう?

割と「仕事」と一括りに言いがちな気がします。

 

 あなたの”仕事”はどれですか?

当然、場面場面で変わるものだという前提付きですが、”仕事”観ってのは、本当にひとそれぞれだと思います。

 

先日、教室の物件契約の際に、不動産会社紹介のフリーの保険代理店さんに、火災保険の契約をお願いした際の話です。

 

対面で保険契約を行った後、保険適用日の変更をしたく、数時間後に電話をしたんです。

 

そしたら、「御社はこれで10教室目ですよね?保険契約まとめませんか?メリットは~・・・」とご提案を受けまして。

 

正直、コストメリット的には微々たるもんだし、決裁権者は社長なんで、やり取りの手間を考えると、どうしよ~かな~と思ったんですが、ついつい見積をお願いしました。

 

そっこーで提案をもらえるというのは、やはりありがたいです。

契約書を作成する際に会社のHP等で情報をサッと確認してたんでしょうね。

 

塾の火災保険、しかも1本なんて、ほんと微々たる金額です。

保険代理店さんからしたらしょーもない案件だと思うんですけど、だからこそ、その機会をどう使うかで、その人の姿勢が分かる気がするんですね。

 

要は「つながっておけば色々メリットのある提案をしてくれるかもな」と判断した訳です。一次フィルターを私にしておけば、社長の手を煩わせることもないですし。

 

個人でやられている方なので、当然と言えば当然なんですが、明らかに仕事をTaskやLaborと捉えていたらできない行動だと思うんですよね。

こんな課題があるんじゃないか?こういう提案が可能なんじゃないか?という課題解決的な発想がないと。

こういう”仕事”は、Workだと思うんですよね。

(見積もり作成の手間やコミュニケーションコスト等、業務量の観点から言えば明らかにマイナス行為ですから、Task的な発想だと論理的にNG行為になりますよね。状況によりその判断もありだと思います。)

 

最近、メンタルやキャリアの話を書いていて、自分が生徒に伸ばして欲しい部分は、ここなのかなと感じるようになりました。

 

昨今「シンギュラリティ」の議論が活発です。それは同時に「人間にしかできないこと」の模索でもあります。

AIはかなりの精度で目的遂行をしてくれるようになると思いますし、人間が適わない領域も当然出てくると思います。

ですが、「目的遂行」を超えてくることはないと思うんです。よしんば今回のような付随提案が可能だったとしても、その精度が人間に勝るとは考えにくいんですよね。

 

割と我々の業界でもAIにより先生の仕事はなくなるんじゃないか、なんて言われますが、一部正解であり、一部ちがうな、と感じます。

 

学習として必要な知識を伝える、という点では全くもって代替可能だと思います。

 

しかし、事前情報としての生徒の癖、傾向を押さえつつ、眼前の生徒の反応を拾いながら、省くところは省く、繰り返すところは繰り返す、といった指導のカスタマイズをリアルタイムで行っていくことは、やはりAIや映像授業では不可能だと思います。

(そんなもんいらねー、と言われてしまえばそれまでですが苦笑)

 

こういったことも、やはりTask的な思考をしていたり、そして“仕事”をLaborという概念で捉えていては、深まっていかないと思うんですよね。

 

娯楽としての”仕事”

前置きが長くなりましたが、solmauさんの「仕事の本質」という話に戻ります。

 

要は、「能動/受動」という話なんだと思うんです。

 

再三出てきているTaskやLaborってのは、受動的な発想ですよね。

与えられたものをこなす。義務があるのでやる。

 

この世界観って、「労働の対価をもらう」という目的はあるんですが、いざ“仕事”の場面では、要求されたものをこなす以外に意識が働かないと思うんですよ。

 

・・・おもろいか?って思うんですよね。

 

冒頭の過去記事で「ワタシ、マイクロマネジメント、キライ」なんて、書いているんですが、やっぱおもんないわけですよ。存在意義というか、自己肯定感が得られないというか・・・。

 

やっぱり、自分であれこれ考えて、悩んで、仮説を立てて、やってみて、データとって、また仮説設定して、というのが楽しいわけです。

 

新卒で入社した会社に、なんの巡り合わせか、ビジネスの最前線で闘ってきた方が入社されて。その方に色々と目をかけて頂いたんですが、その方の口癖は「人間に大事なのはWILLである」という言葉だったんです。

当時は、(なんかかっこいいなー)ぐらいにしか思ってなかったんですが(笑)、今は少し分かるような気がするんですね。

 

今、ちょうど教室の立ち上げで、忙しいですし、休みも基本仕事してますけど、まぁ楽しいです。遊んでる感じですね。(物件契約した日の夜にコロナで全国休校とか、かなりのヒキを発揮したりもしてますが笑)

 

やはり、範囲の大小はあるとしても、自分の裁量で、自分で考えて、自分で動かす、というのは楽しいです。

 

翻って“勉強”です

 

 

勉強もそうだと思うんですよね。やっぱりやらされてる内は、おもんないですし、勉強を通して身に付ける能力も深耕されないと感じます。

 

武田塾さんの隆盛もあり、今「自立学習」という言葉が注目されていますよね。

けっこーどこの塾さんでもこのキーワードを謳っている印象があります。

 

私なりに紐解いていくと、こんな感じになるのかな、と。

 

・・・実は私、「個別指導」という形態に少し疑問があったんです。

なんもかんも、手取り足取り教えてしまって、大丈夫か?と。

 

しかし、今はこの形態が、一番生徒の自立性を高めていけるのでは、と思っています。

 

ひとつは、いきなり「さぁ、自分で考えて、自分で学習せい!」いうても、まぁ無理です。

 

学校のカリキュラムを考えても、そんな力は育ちませんよ。小学校までは、完全にTask的な発想ですから。中学から「定期テスト」というものができて、「やってみ?」っとふられる訳ですが、いままで培ってない力ですから、そりゃ厳しい。

稀にできる子もいますが、そらまぁ、そんな子は塾いりませんがな。

 

もうひとつは、この形態が、一番生徒個人個人と密にコミュニケーションがとれるため、技術の伝達や意識付けが行いやすいということですね。

 

こういったことは、一朝一夕に身に着くものではないんですよね。それこそ数年~十数年単位のものだと思います。

 

 

そもそも論なんですが、私は、こういったものを「やる気」とか「自立心」などの“心理的な状態”として捉えていないです。“ヒューマンスキル”として見ています。

いや、正確にいうと、心理状態ではあるんですが、そのメンタルに自分をもっていく技術が大事ということですね。

 

教室立ち上げに必要なことを洗い出したり、物件の契約をしたり、HPをつくったり、ちらしの手配をしたり、物品の搬入日取りの調整をしたり・・・etc

単体でみれば、別におもんないです。好きでもないです。むしろ、通常の業務と引継業務にプラスオンされてますから、それなりの負担感です。

 

でも、高揚感があるんです。これで、教室立ち上げがうまくいけば、私はさらにカタパルトに乗ってかっとんでいくでしょう。「アムロ、いきまぁーす!!!」的なもんです笑

 

能動的に自分を動かして、いかにこの状態にもっていくか、これも一つの技術ですよね。

 

勉強も同じだと思います。

 

塾業界的にけっこーキャッチーな言葉で、このへんの力のことが書かれていますが、個人的には「もやもやも~や もやもや~ ♪」的なものを感じていまして。

 

そう安いもんじゃないな、と思います。はい。

 

文字数もヤバイのこの辺りにしようと苦笑

なんか、纏まり切らず、尻切れトンボになってしまいました。

 

え~と、ワタシ、イマ、タノシイデス!!笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【コロナという”リスク”と眼前の “問題”】開校について【5/27追記】

5/27追記

学校再開で徐々に平常営業に戻して行く予定です。

 

これまでは、緊急事態宣言を受けての休校、限定営業と移行してきました。

今後は社会全体がそうであるように、対策を打っての営業となります。

 

その上で、以下を基本的なコロナ対応とさせて頂きます。

大きなところでは、最大2名の授業だったのが、元々の最大3名に戻ります。

  1. 37度以上の熱、連続する咳、呼吸苦などコロナウイルスに関連する症状の有る生徒は休みとさせて頂きます。
  2. 教師は、授業前必ず健康状態をチェックします。
  3. 講師のフェイスガード、マスク着用を徹底します。
  4. 暑い時期になりましが、消毒 消毒液を設置し、教師や生徒は手指消毒をして入室して頂きます。またドアノブ、机、椅子などの消毒の徹底を行います。
  5. 換気 一コマ毎の休憩時間に必ず換気を行います。
  6. 授業の形態は、最大1対3までに戻しますが、同時に生徒の間隔を2メートル程度離し、ソーシャルディスタンスを保つように心がけます

 

また、学校のテストもありますので、「自習」も人数をコントロールしつつ、提供していこうと思います。

本来、広めの物件を借りているのは、テスト前にしっかり自習ができるように、という思いからですので。

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開校についてです。

過去進捗はこちら。

https://kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com/entry/kobetujuku-bukkennkobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

本日物件の契約を行い、ちらしの折り込み手配をかけ、物品搬入の日取りを決めました。

 

その中で、言わずと知れた公立小、中、高校の3月休校のニュースが知らされました。

 

 

 

現状では、3/14(土)の開校に変更はありません。

 

開校記念として、最大1ヶ月間の無料体験を実施させて頂きます。

 

 

共働きで途方に暮れている親御様、

色々なご事情でお子さんを一人にせざるを得ない親御様、

勉強できる場所を欲している生徒さん、

 

 

是非、当教室をご活用ください。

 

 

ただ、できるだけの配慮は致しますが、リスクは排除しきれないものとお考えください。

当塾では、コロナウィルス感染に対して、一切の責任を負いかねます。

 

 

それでも、このままでは、社会が回りません。

経済活動を1月以上停止するなど、事実上不可能です。

資金繰りがショートしてしまう会社がどれだけあるか。

 

 

微力ながら、少しでもお役に立てるよう、3/14(土)の開校とさせて頂きます。

 

 

繰り返しになりますが、お困りの皆様、最大1ヶ月、4回の無料指導と自由に利用できる学習場所を提供させて頂きます。

 

 

こんな形で、開校のアナウンスをすることになるとは思いませんでしたが、緊急事態です。

 

是非はあると思いますが、当教室では上記スタンスを取りたいと思います。

  

保護者様におかれましては、“眼前の問題”を突き付けられる恰好となってしまっておりますが、守山区近辺でお困りの方は、HPのcontactからご相談下さい。

 

できる限り、柔軟に対応させて頂く所存です。

 

【スマニュー砲】ベジータ様とお送りします【オチもあるよ!】

スマートニュースに掲載されました(ようです)

 

 

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信じてもらえていないようです・・・

 

こちらです。

 

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たしかにwww.smartnews.comと・・・

 

 

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ご納得頂けましたでしょうか?

 

 

ただ、どの記事が掲載されたかわかんないんですよね・・・。

 

 

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ところで、いつの間にSS2になられたんですか?

 

 

アクセス先は全部トップ記事なんです。トップ記事を固定してるからですかね?

どうなってるのか・・・?

 

 

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あ、さーせん。汚ねぇ花火だの刑は勘弁して下さい。

 

 

あ、それでですね。

PVはいつもりよあったんですが・・・、

 

 

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あ、あざす。ところで急に老けました?

 

 

あのですね、元がアレなんで、あれで・・・、こんな感じなんですよ。

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あたし、19さい!!

 

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修羅の刻の初打ちでフリーズ引いて、100枚そこそこしか出なかった時の感触に似てますね。

こんなに少ないスマニュー砲は、私ぐらいのもんじゃないでしょうか?

 

 

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あ、あざす。ベジータ様、天丼とかいける口なんすね。

 

まぁ、良く分かってないのですが、取り上げられた、という訳ではないんでしょうね。

ベジータ様と遊びたかったのでやってみました笑

【大学入試におけるAO・推薦入試の隆盛】塾に求められるものとは【キャリア指導】

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AO入試と高校生にとっての「キャリア感」

気になるヤフーニュースが。

news.yahoo.co.jp

 

推薦については、一度記事にしています。

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

が、今回は別角度から考えていきたいです。

 

 

AO・推薦入試と指定校推薦

 

一括りに「推薦」といわれがちですが、似て非なるものです。

前者は、より大学の求める人材に近いと思われる受験者に対して、一般入試とは異なる尺度の試験を課し、合否を決めるというものです。

AO>推薦、といった形で一般試験よりも尖った試験となります。

 

後者は、大学側から各高校に対して入学可能枠があてがわれ、入学後~3年1学期までの評定平均の基準をクリアしている生徒の中で、希望者による競争が行われ、高校側の推薦を得られた時点で、ほぼ合格が確定するというものです。試験はありますが、形だけのものです。

 

今回はAO、推薦にスポットをあてたいと思います。

 

「ファッション業界の新たなビジネスモデルをつくる」

日経記事に出てくる、立教のAOに受かった生徒さんの志望理由だそうです。

いや、もう、素晴らしい!!

記事にありますが、「ファストファッションの裏に潜む児童労働や環境問題」についての出会いがきっかけだったというのも、課題意識が伺えてすごい!

 

でも、やはり高校生です。

ただ「そもそも、あまり長い文章を書いたことがないし、自分の経験や興味、問題意識を将来の夢や大学で学びたいテーマにどう結びつければいいのかも全くわからず、最初は途方に暮れました」と振り返る。

 

まぁ、そりゃそうですな。

そんな能力、既存の教育で育っている訳あらしませんよ。

我々のような私教育だって、基本は勉強を教えているに過ぎません。

 

確実に増えるAO枠

「一芸に秀でたごく一部の学生向け」というイメージは過去のもの。文部科学省によると2018年度の国公私立大入学者に占めるAO・推薦組の割合は45%、私立大に限れば52%にのぼる。難関校も募集枠の拡大に力を入れ、慶応義塾大学は湘南藤沢キャンパス(SFC)にある総合政策学部環境情報学部でAO・推薦の定員を21年度の新入生から1.5倍の300人に増員。早稲田大学も政治経済や社会科学など多くの学部でAO・推薦型の入試枠を増やし、一般入試による入学者数を逆転する長期目標を掲げる。国立大学協会もAO・推薦の定員を21年度までに3割に引き上げることをめざしている。

 日経では「就活化」と表現していますが、起業家養成コースみたいな慶応のSFCでも1.5倍と、まさにそんな感じですね。

 

・・・あれ?2018年度の割合、既に半分ぐらいじゃね?

これ、増えるんよね?ってことは、メインルートはこっちやん。

 

AO・推薦入試をめざす生徒の間で存在感を増しているのが専門の講座を開いている塾や予備校だ。「問い合わせや受講者数は前年比3割増」という大手の早稲田塾では、生徒を中心に担任や講師がチームを組み、興味・関心の深掘りや将来ビジョンの明確化を促し、志望理由書や面接で役立つ表現力も育成するという。各分野で活躍する大学教授ら有識者を招く「未来発見プログラム」には、竹中平蔵・慶大名誉教授との「世界を知るサマースクールin 香港」や、ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院の教授陣によるレクチャーもある。

 

凄いですね、大手さんは。

我々のような個人塾にはまねできることではありません。

記事にあるように、「AO専門塾」というのも増えてきており、”塾”の細分化が進みそうですね。

 

正直にいうと、既存の塾業界にいる人材で「キャリア教育」というのは厳しいと思います。そもそも、塾業界というのは、メイン就労者は「大学生」ですし、一部の「社会人」達も、ゴリゴリにビジネスの最前線で闘ってきた、という人はほぼいないでしょう。(というか、それを卑下する傾向がある気がする・・・)

 

 個人的には「キャリア感の醸成」を応援したい

土俵じゃないと分かりつつ、個人的な気持ちでは「キャリア教育」という面でも、何かできないかと思っています。

それは、公教育ではできないことですし、私教育においても前述の通りですし。

 

先日高3年生の女の子の面談で、親御さんが「職業に繋がらない学部を選択している」なんて発言をされていました。

それはその通りで、親御さん的にも、将来的に「食う」に繋がり易い「学問」を選択してもらうのが安心でしょう。

生徒さんにしても、自分の中に軸があれば、「この学部!」という選び方ができる場合もあるかと思います。

しかし現実に、職業を見据えて、と言われても、ほぼ全ての生徒さんは困ってしまうでしょうね。

 

やはり、「イメージが湧かない」というのが一番大きいと思います。

 

なんだかんだ、生徒の傍にいる人間だからこそ、微力でも出来る限りは、と思ってしまいます。

 

自己分析なんかは学び直しでしょうが、プレゼンなんかは私レベルでもいけますね。

IBMの研修でも高評価もらってますので、たぶん大丈夫かと・・・苦笑)

 

頻繁にできるものではないですが、色々な業界の知人を呼んで、仕事について語ってもらうなども一案です。できるだけ生々しい話がいいですね笑

 

また、salary,fee,capitalなど、働き方と収入の得方が多様化する時代でもあるので、この辺の話も伝えていきたいところです。

(私はけっこー生徒にお金の話もします。大事な事だと思っているので。今日は米株、日本株の超下落について、私の嘆き節がさく裂するでしょう笑)

 

そこにどれだけの効果があるか、という問題はありますが、手をこまねいていても変化がないのも事実。できることから形にして進めていきたいですね。

 

(ってか、まだ開校すらしてないんですけどね笑 あ、電話番号が決まりました!そろそろちらしを撒けます!守山区の皆様、是非見て下さいね!)

 

 

 

 

 

【学習で鍛えるヒューマンスキル】“勉強”は知識の増加と思考力の訓練だけじゃない【メンタル】

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メンタルお化け KEISUKE HONDA

今日は学習からメンタルの話につなげていきます。

 

みなさん、KEISUKE HONDAは好きですか?

私は、大好きです!!

 

いつか、KEISUKE HONDAについては記事にしたいですが、今日はとりあえず、メンタルお化け代表として導入でのご登場です。

誤解を恐れずに言えば、私は生徒を、このメンタルモンスターに近づけたい!!

 

 

「君は本当に勉強がすきだなぁー」

 

これを私に言われる子は、相当効率の悪い勉強をやっています。

 

そのカラクリはこんな感じ。

 

  1. 親や塾により目標設定が行われる。(話しあって決めた/本人がいったという際でも、“言わされた”感を持っており、コミットしきれていない。)
  2. しゃーなしに体裁を整える程度にやる。(達成時と非達成時に飴と鞭が設定されることも多い。)
  3. そうすると、目的が「問題を解くこと」「ワークを埋めること」「〇時間“勉強”をやること」に、知らず知らずになってしまい、手段と目的が入れ替わってしまう。
  4. 結果、設定したプロセスが目標に対して効果を発揮せず、更なる追加タスクの設定が必要になる。

 

このプロセスが回っている生徒は、自分を敢えて勉強をたくさんやらなければいけない状況にもっていっている、という意味で「君は本当に勉強が好きだなー(棒)」という私からの生温かいコメントが送られます。

 

目的と手段の分離、重み付けの手法が未発達なんですね。

そこいくと、KEISUKE HONDA。

この人、絶対目的ぶれませんよね?笑

 

社会人のベース能力(※超私見

 

この技術の有無でですね、大人になっても、如実に違いが出ると思うんですよね。

 

仕事をフラれた時の反応って、大別すると2種類だと思うんです。

  1. 仕事の「目的」から聞く人
  2. 仕事の「やり方」から聞く人 

どっちがいいってのは、マネジメントタイプに依ると思うんですが、個人的には圧倒的に1が好きです。

マイクロマネジメント型の人だと2になるのかな?

 

なぜ1がいいって、最終的な成果にブレが少ないからです。

私的には、極論を言えば、コンプラに違反しなければ、成果が出ればやり方はなんでもいいんです。

むしろマネジメント工数が減るので、大歓迎。

自分で考えて、自分で進めて♡それが君の成長に繋がるから☆って思います。

逆に、何から何まで教えろや!ってなると、なんか、げんなりしちゃう。

 

そんなほったらかしでいいのか、という意見もあると思いますが、最終目標を握っていればそこから大きく逸脱する行為はしないですし、迷ったら判断仰ぎに来ますから。(というかそこは釘を刺しておきますけどね)

 

マイクロマネジメント型の人は2のタイプを好むかもしれませんが、それは自分のやり方に強いこだわりをもっていて、そのやり方=成果の出るやり方、と認識しているので、同じやり方を辿らせようと管理したいからですね。

・・・私的に部下についたら一番苦手なタイプです。窮屈で。このタイプだと私は力を発揮できません。ご自分のクローンをつくったらどうでしょうか?と言いたくなります笑

 

少し脱線しましたけど、マイクロマネジメント型であっても、結局成果物のイメージをしっかり共有しておかないと、上司の指示の意図が見えないので、結局“上の景色”は見えないですよね。その人の成長という意味でも、やっぱり目的意識を最重要視して欲しいと思います。

 

話を生徒に戻します

 

で、話は生徒に戻りますが、この“目的意識”が育ってないと、社会に出て、ひじょーにきびしー!ってなりがちだってことです。

 

というか、社会構造的に、就職するまでにここで1回選別されちゃうんですよね。

 

時間は誰しも平等。1日24Hです。その中で結果を出すやつが、上位大学に行く訳ですね。そして、そこから学歴のフィルターがかかる、ということです。

今は分からないですが、私の就活の頃は、確実に存在しましたからね。

 

当然、どれだけ勉強に時間を投資したか、というのは変数としてあるのですが、その変域も当然存在する訳で、y=axの比例式で言えば、比例定数のaがyの値に対しては最重要ですよね。

 

ですので、私はこの「目的意識」を常に持って学習にあたりなさい、と事ある毎に言います。

当然、生徒の場合、まだ訓練途上にあるので、下記についてはこちらが提示します。

 

・何を

・いつまでに

・どうやって

 

ただ、このように縛りを入れても、冒頭のサイクルに陥っている生徒さんだと、効果は薄いですね。

 

“こなす”ってのは、その時は楽なんですが、結局目標達成していないので、また同じことを繰り返さなきゃなんですよね。

生徒も分かっているとは思うんですが、ついつい目の前の困難に屈して、楽な方をとってしまうんですね。

・・・中長期的に見れば、そっちの方がしんどいんですけどね。

 

なんとか形ある指導に落とし込みたい

だから、心の強さ、っていうのはすごく大事だと思っています。

ここを鍛えるカリキュラムを練っているんですが、まだ形になっていません。

 

一度頭の中を整理する意味でも、記事にしてみましたが、まだ方法論は全然組みあがってないですね 笑

 

企業のマネジメント制度とか、メンタルトレーナーが現場で使っているノウハウとか、参考になりそうだなーと思っているのですが、勉強不足ですね。

KEYENCEは小走りでトイレに行くというルールらしいですね。さすが平均年収2000万越え企業。恐ろしい苦笑)

 

ネットの孤島にあるこのブログを見付け、天の啓示を与えてくれる神を待ちつつ、中長期で取り組んでいきたい課題ですね。

 

 

さて、スーバーの半額セールです。では笑

【2020年度小学校教科書改訂】小学英語!【大学入試までを展望】


 過去記事はこちら。

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

さて、小学英語です。

早速、いってみましょう。

 

  

“教科化”について

以前に“必修化”について触れましたが、“教科化”の場合、所定の授業時間数が決められ、テストが実施され、通知表が付く、ということですね。

(今までは通知表はついていません)

 

通知表がつくとなると、親御さんの目線も違ってくるのではないでしょうか?

 

教科書の誌面展開 

7社の教科書がありますが、全て現在使われている「We Can!」をベースに編集されたものになります。

実は、「We Can!」は、学校によっては家へ持ち帰ることを禁止していたところもあるようなので、保護者の方であっても、「全く目にしたことがない」という方もいるかもしれません。

 

一応説明すると、基本的に単語、短い会話フレーズを覚えて、シーンに合わせて使ってみる、ということを重視した内容となっていました。

 

ですので、2020年度からの教科書も、ここは変わりません。

 

下記が誌面展開の一例です。 

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小学英語:誌面展開の一例

新学習指導要領においては、【「場面設定」や「英語を使う必然性」を重視しつつ、4技能をバランス良く身に付ける】となっているとのことです。

 

それ、ホンマでっか?

 つっこみどころは、まぁお分かりですよね。

4技能じゃないっす。どう見ても、「話す」「聞く」に振ってますよね。これ。

まぁ、「We Can!」の時点で、これは明らかでしたが。

 

誌面構成で面白い点が。

中学生の教科書では当たり前の、「基本文」や「新出語」が示されません。

親世代とは全く異なった学習のベクトルです。

 

「なんていいつつも、小学生英語でもそれなりに単語を覚えたり、最低限の文法はやるんでしょ?」

と、思われる方もいるかもしれませんが、恐らくやらないと思います。

現状、小学生に聞く限りでも、単にフレーズ丸覚えですから。 

英語に関しては、中庸的なことはせずに、文科省も本気で「話す」「聞く」に特化しようという意気込みが感じられます。

 

旧2技能と新2技能

旧は「読む」「書く」で、新は「話す」「聞く」ですね。

(これは私が便宜上言っているだけです)

 

親御さんも頭の悩ませ所だと思います。

中学では、まだまだ旧2技能での評価になるからです。

当然、定期テストにリスニングはありますし、会話表現の運用テストもやりますが、通知表評価を占める割合を考えれば、やはり旧2技能が圧倒的です。

 

実は、というか当然、というか、新2技能の評価割合を上げる目論見になっていますが、現場がそれにどれだけ対応できるかは、超疑問ですね。

 

これは、センターというか、共通テストにおける記述問題設定の頓挫と同じく、「テストをどうやんの?」という問題を孕んでいるため、おいそれと評価軸を変更することができないからだと思います。現場の先生も困っちゃいますもんね。

 

英語の外部試験化

御存知の通り、大学入試における、英語の外部試験化の動きが進んでいます。

国公立は足並みを揃える論調でしたが、結局各大学毎に利用を定める形に現状は落ち着きました。

試験の種類も英検だけでなく、TEAPやIELTSなどがあります。

 

愛知県の大学では、南山大学が外部試験の利用を早い時期から積極的に進めています。

出願資格として、英語外部試験の最低スコアを定める大学もあり、もはや外部試験のスコアを上げていくことは、受験に必須となるでしょう。

 

新2技能の養成は、間違いなく大事になってきます。

 

さて、ここで疑問です。

「旧2技能は、大事じゃないの?」

 

旧2技能も、当然大事

「話す」「聞く」にものすごい脚光が当たってますが、とりあえずの出口である大学入試においては、当然4技能評価です。

 

例えば、英検では、2017年度から4級5級にスピーキングテストが導入された一方で、3級と準2、2級にライティングテストが導入され、準1、1級のライティング問題も難化しています。

 

今まで、「話す」「聞く」は腰を据えてやってこなかったから、ガッツリやるぞ!!

という文科省も意気込みも分かりますが、「読む」「書く」も少なくともこれまでと同水準の力が求められると思います。

 

教科書の内容はあれですが、保護者の皆様におかれましては、+αで「話す」「聞く」の力が、今までよりもかなりハイレベルなものを求められるようになる、とお考え頂くのが良いと思います。

 

小学校で600~700、中学生で1600~1800語の語彙を要求

では、旧2技能はどうなるか、という点です。

 

見出しの通りですが、求める語彙力は右肩上がりとなっちょります。

小学校では、「読む」「書く」は求められませんが、中学では普通に試されるでしょうね。

 

ちなみに、高校での1800~2500語を合わせると、丁度MAX5000語となります。これは、英検2級の単語95%をカバーできる語彙数です。

2級は「高校卒業レベル」なので、ちゃんと設計されていますね。

(ちなみに準1級は9000語で95%、1級はなんと14000語!!)

 

この語彙数のスペリングが求められる訳ではないですが、「読む」という点においては、理解できなくてはいけません。

 

・・・小学生からガッツリ取り組んでいかないとあかんちゃうのかな、と思ってしまいますね。

ちょっと計算してみましょう。

 

小学5年~高校3年まで8年間。5000÷(365×8)=1.712・・・

 

ということで、1日2語覚えていけば、足りる計算ですね。

まぁ計算上は、って感じですけど。

生徒を見ていると、中々大変なんじゃないかなと思います。

 

また、中学生に求められる文法の知識も増えますし、ハイレベルになります。

 

・現在完了進行形

・原型不定

・仮定法

・直接目的語に節を取る第4文型

 

けっこー、これ、大変です。

 

現在完了進行形の話になると、動作V/状態Vの話になってきます。

従来型の『ている/ていた だから進行形!』ってなノリでは通じません。

進行形の教え方も本質的にする必要があります。

てなると、分詞を先に教えさせてくれ!と思ってしまいます。

 

原型不定詞も高校文法のメインディシュですよ。

この単元やるなら、5文型をしっかり仕込んでおかないとつらい・・・。

まぁ、使役Vと知覚Vまでなんでしょうけど。

どうせ受け身と混ぜて、『はい、beVだから原型はだめで~す、ざまぁ!!』というテンプレ問題が中学で流行るんでしょうね苦笑

(全国の塾講師が思っていることでしょう笑)

 

おまけに仮定法です。

これ、高校生でもけっこー苦戦する単元ですよ。

今日も高1に教えてたんですけど、「え?これを中学でやんの?けっこー難しくない?」って言ってました。

できる子なら一コマでちゃちゃっと説明しきっちゃうものでもあるんですが、中学生で、しかも英語苦手な子だと・・・。中々厳しいですな。

教える側の講師の質も、かなーり、問われそうです。

 

ということで、旧2技能もかなり難化の傾向なんです。

 

国の求める英語力を、どう、養うか、という問題

 我々塾の立場からすると、旧2技能を教える力は養ってきました。

英会話教室からすると、新2技能はネイティブの先生でバッチリです。

 

・・・one stop サービスがありません。おそらく、新たに「4技能バッチリですよ!」という新サービス形態ができあがると思うのですが、しばらくかかると思います。

 

学校はどうか、って話ですけど、まぁ、現状を見る限りは厳しそうですよね。

中学でも授業は基本All Englishにするとのことですが、英語で仮定法を教えらえる先生がいるとは思いませんし、もっと大きな問題は生徒側が理解できるとは思えないことです。

 

国のやりたいことは分かるのですが、教えられる人材が、圧倒的に足りないというのが実際だと思います。子どもたちに申し訳がないです。

 

公教育の穴を埋めるのも、我々民間の教育サービスに携わる企業のミッションであるため、微力ながらなんとか形をつくっていかなくてはと思います。

 

しかし、あまりに課題が山積みです・・・。

 

【名古屋市守山区の個別指導塾の開校進捗②】思ったよりも開校が遅れそうです【物件最終確認】

本日は残置物の中で撤去するものや、看板の設置についての最終確認でした。

 

ちなみに前回までの進捗はこちら。 

 

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

 今回は、私、社長、諸々お願いしている業者の社長様、及びご手配頂いた看板屋さん不動産会社さん、管理会社さんと、中々に賑やかな現場となりました。

 

 

看板設置の確認

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2Fが物件。看板は中央とその左

教室は2Fの左側。写真は古く、今1Fはベーグル屋さんです。

 

実は昨日、不動産会社さんから、向かって右側のスペースには看板設置ができないと言われてしまいました。

左側の看板は、スペースは広いのですが、窓を隠してしまうのが難点で、

 

・なるべく外からも中の様子が伺えるようにしたい

・また、教室の中も開放感を出したい

 

と思っていたので、“現地で交渉かな”と頭を悩ませていました。

 

ですが現地へ行き、管理会社さんと話をしてみると、全くそんな事はなく、杞憂でした。

どうも不動産会社さんのメールを私が誤解していたようです。

 

ってことで、看板は当初の予定通り、右側のスペースに設置し、真ん中の看板は取っ払うことで、視認性の確保ができそうです。

カッティングシートは貼るかな。

(この辺りは社長の判断になりそうなので、座して待つしかないですね。)

 

建物左側の細い道は、丁度メイン中学にしたいと考えている、守山東中学校の通学路なので、目立つように看板を設置する予定です。

やはり、塾にとって看板は大事だと考えているので、五月蠅くならない程度に、しっかり目立つようにしたいですね。

 

残置物について 

基本、ほとんど残すことにしました。

撤去をお願いしたのは、カウンター替わりの白い机?棚?ぐらいのものです。

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左端の造作物は撤去(もったいない気もするけど)

この物件、以前は予約制のヨガ教室だったとのこと。

前入居者が相当気合いをいれて色々揃えたようで、未使用の冷蔵庫や作り付けの荷物棚、洗濯機まであります笑

 

また、ちょっとおしゃれなオブジェやピンライトなどに始まり、ソファーと机のセットなど、既にトータルコーディネートされています笑

 

内壁は白と緑のツートンカラーとなっており、「白く塗り直しましょうか」と提案されましたが、“樹塾”という名前なこともあり、“緑”のイメージをそのまま使おうと、壁もそのままにしてもらいました。

 

壁にワンポイントとして木と動物の絵が描かれているのですが、これも残すことにしました。(写真撮り忘れ💦)

 

丁度白バックになることもあり、ここで私の写真を撮って、HPのトップ画面の画像として、塾の紹介ページとする予定です。

ネットで顔を晒すのは、正直抵抗があるのですが、しっかりと顔を出して商売をしていくべきだと思いますので、やっちゃう予定です。

 

ですので、HPの画像が、その内おっさんになります爆

 

寄る年波には勝てませんが、一応、10~20代前半までのジョブは“イケメン”でしたので、乞うご期待!!(自分でハードルを上げていくスタイル笑)

 

物件契約予定日は3/13(金)

当初は2月中には契約はダイジョブです。って話でしたが、遅れてますね。

まぁ、その辺はある程度は致し方ないことでしょう。

 

3/13(金)というのも、一旦提示された日付を、少し前倒しで進めてお願いしています。

せめて3/15の週から、説明会やら体験やら受け付けたいと思っています。

ですが、先は分からないですね・・・。

 

守山区の皆様、しばしお待ち頂ければと思っております。

 

せめて電話番号が取得できれば、ちらしを撒くことはできるので、なるべく早めていきたいと考えています。

 

当初ちらしは、守山東中学校と苗代小学校を中心にして、小幡、喜多山、大森、廿軒辺りに広がりを持たせて撒こうと思っていたのですが、社長曰く、けっこー広域に撒くそうなので、宜しければ見て下さい。おそらく、守山区の南半分、矢田川を挟んだ猪子石、香流、天子田辺りにもちらしが届きそうです。

 

黄色の紙に1色刷りの、古風なちらしだと思います。

(実は個人的にけっこーがんばって作ったちらしがあったのですが、こちらは私費で印刷して、ポスティングや門配でもしますかね・・・。メインと想定している守山東中と苗代小には門配したいですね。)

 

 内装に色々手を加えたい

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現在の状態

ってことで、最近100均に良く出入りしています。

フェイクグリーンっていうですか?こういうの。

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モスボール

 なんか、苔とか。

・・・いいですよね。

 

ちなみに、内装はこんな感じでイメージしています。

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まぁあくまで理想笑

 

私、リーガルハイで出てくる、古美門先生の家が大好きなんです笑

 

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色々好きなドラマです

上から吊るしてみたり、ディスプレイしてみたいと思っているのですが、いかんせんおっさんのセンスでどこまで太刀打ちできるのか笑

 

社内の女性陣の有志を募って、わいわいみんなでやるのもありかな?

なんて思っているのですが、休日にやることになるし、図々しいかな・・・。

(もし、このブログを見てる樹塾女性陣で、協力してもいいって方はご連絡くださーい笑)

 

引継関連もあり、中々頭の中の妄想で遊ぶのも難しいところです。

 

まぁ、事務机とか書類棚とか、生徒の机と椅子なんかは、決まりきったものが入るので、一旦は調和が崩れると思いますが。

 

そこにも後からひと手間かけて加工していきたいですね。 

 

いずれにしろ、少しでも早くオープンできるよう、がんばりたいです。

 

【2020年度小学校教科書改訂】QRコードが付きまっす【教育の方向性への私見】

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QRコード大活躍


こちらの記事の続きとなります。

 

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

算数で「速さ」が6年→5年になったこと、「代表値の意味や求め方」が中1→小6になったこと、社会で「竹島尖閣諸島が日本の領土であることを明記」など色々ありますが、この記事では、“教科書にQRコードがついたよ!!”ってことについて主に書いていきます。

小学英語は次の記事かなー。

 

 

QRコード、つけました!

 

えーと、まず、QRコードデンソーウェーブの開発技術です!!

 

・・・じゃなかった、

 

デンソー社員さんは、トヨタさんを・・・

 

・・・でもなかった、

 

えー、教科書にQRコードがつきます。

(教材会社さん、パクられましたな。ぐははは!)

 

各科目のコンテンツ

 

英語:①音声②動画の再生

→①ネイティブの発音の確認②会話フレーズの利用シーンの再現

 

国語:①作家からのメッセージ②題材中に登場する事物のイラストや写真③漢字・言葉の練習④筆順アニメーション⑤授業用ワークシート⑥官公庁や企業のWebページへのリンク

→①?②?③先生の授業補助④?⑤先生の授業補助⑥(企業HPのSEO対策 笑)

 

社会:①農家の仕事の様子②工場内部の様子

→①職業理解の醸成(これはありでしょ。ついでに年収とかも紹介してほしい!)②視覚情報による理解促進(世界でもトップレベルのラインを拝みたい!)

 

算数:①導入に使える既習内容の問題②まとめに使える復習問題③図形の変形や移動のシュミレーション④統計でグラフや表を作成するソフト

→①②先生の授業補助③あり、かな?(それを脳内で動かして軌跡を線分や面として再現する力が数学、って気もするけど)④エク?せる??

 

理科:①天気の変化の様子②月の見え方のシュミレーション

①②写真の代替。(変化の連続性が見えて良いのでは)

 

透けて見えるもの

 

 

なんか、申し訳程度に入れ込んだものもありますが、方向性も見てとれますね。

大別すると以下の3つでしょうか。

 

  1. 英語の「話す」「聞く」力への注力
  2. 先生の授業支援
  3. 映像化すると分かりやすくなるもの

 

3はついで、って感じもするので、1と2がメインでしょうかね。

1については、グローバル社会のために、まぁ不可避な話なんでしょう。

2についても社会的要請ですね。ただ、現場がどう感じるかは正直分からないです。先生も今までの蓄積がありますからね。

 

上記に関しては、ある地域では「ご家庭におけるプリンターの有無」というアンケートを行ったらしいですよ。紙やインク代も馬鹿になりませんので、なかなか難しい問題を孕んでいると思います。

 

時代の先を考えてみる

 

 

間違いなく、指導に関してICTが絡んでくる度合は増すでしょうね。

リクルートスタディアプリもそうですが、ここ数年、資本が教育に流れている動きを感じていますし。

アメリカはかなりこの動きが進んでいますよね)

 

この方向性なら、最終的に授業コンテンツは全て映像化という線も考えられます。

どのみち、現状でも、中学にあがると教科毎に専門の先生に分かれるわけだから。

 

先生は、集団生活を教えたり、授業理解度の低い子のフォローをしたり、とフレキシブルに教育が行える気がする。

ただでさえ、授業外の業務が多すぎて、過重労働が問題視されてる訳だし。

 

我々塾の講師の仕事も様変わりするでしょうね。公教育が用意する映像コンテンツが、〇進さんのような、超ハイレベルコンテンツだった場合、”授業”というコンテンツは成立しなくなります。

 

ただ、それで我々の仕事がなくなるか、というと、そうも思いません。

ここが難しいところで、“授業として良質なコンテンツ”を提供するだけで、人が成長するとは思えないからです。

 

たかが塾の一講師が何をほざいているか、と思われるかもしれませんが、意外と様々な事に対して、塾の講師というものもアプローチしています。

 

それらは、習慣であったり、志向であったり、考え方であったりします。

下記の過去記事の生徒さんは、上記の諸々が結実して、行動や習慣となって表れたパターンです。

だからこそ、私は、成長を感じます。

 

kobetushidou-obata-naeshiro.hatenablog.com

 

私には、ぽちっと押すと、ぱっとやる気がでるというスイッチは分かりません。

情けなく、生徒にぶつかっていくだけですが、“成長”したと思って頂ける塾でありたいですし、でないといけないと思っています。

 

 

うーん、最初は情報提供の記事のつもりでしたが、後半はかっこ悪い感じになってしまいました。

次は英語の記事ですが、ここもたぶんかっこ悪くなると思います笑

 

【2020年度小学校教科書改訂】プログラミング必修化【5年算数と6年理科に!】

 
本日は教材会社さんによる、来年度の小学校教科書改訂を中心にした、教材のプレゼンでした。

 

まずは学悠さん、文理さん、好学さん。いつも貴重なお話しありがとうございます。

面と向かっては言えない恥ずかしがり屋なので、ブログにて謝辞を笑

 

本記事では『プログラミングの必修化』についてお知らせし、後続記事で「英語教科科」について、お伝えする予定です。(英語はけっこーえぐいことになっています)

 

そもそも必修化とは?

 

えっと、まぁ教科になる訳ではないけど、教科書に収録され、授業を行いなさいよ、という意味合いです。

 

 誤解ポイント

 

その①

「プログラミング」という教科ができる訳ではありません。

そして、2020年度からは5年算数と6年理科にプログラミングの内容が収録されます。

詳しくは後述します。

 

その②

 プログラミング言語を学ぶ訳ではありません。

文科省曰く“プログラミング的思考”というのを学ぶらしいです。(なんじゃそれ)

一応“プログラミング教育を通じて育成すべき資質・能力”と定義されています。

 

さらにブレイクダウンすると、こうなります。

 

「プログラミング的思考」とは、物事には手順があり、手順を踏むと、物事をうまく解決できるといった、論理的に考えていく力のこと。

 

既にある分野でいくと、“規則性”に近いかもしれませんね。まぁあれは現象を数字の規則的な並びに還元する数列的な発想ですが。

現象や目的物の、再現や描写、といった面で切り出すのが、“プログラミング的思考”という訳ですな。実はやっていることは逆ですね。

 

その③

 プログラミングを学ぶ訳ではないので、必ずしもPCを使ってコードを記述する訳ではありません。(個人的にプログラミングは記述して、その通りに動いて、はじめて面白さが伝わると思うのですが)

これまでの話から想定されるように、フローチャート的なものを書いて終わり、というのも当然想定される訳です。

 

ちなみに、”生徒1人に1台タブレットを”という目論見もありまして、現在2024年までに支給はずれ込んでおります苦笑

 

(この話は、実はけっこー奥深いものがあります。キーワードだけ紹介すると、QRコード、教員の働き方改革、宿題の形、家庭の負担といったところでしょうか笑 今回はプログラミングだけに絞ります。)

 

もったいぶった変更点

  

算数:正多角形の記述

 

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プログラミング(算数):正多角形

 

5年生の“正多角形の単元”にて、付随的に学びます。

正多角形をあるルールの連続体として捉えることを通して、正多角形の性質を学びます。

画像を見てもらえばイメージは伝わると思います。

 

・正しく描写するために、試行錯誤を繰り返し、その中で図形の性質に気付く。

・筋道立てて考え、説明する力を養う

・正百角形といったものも、プログラミングなら簡単に書けるという便利さに気付く

 

といったポイントを学習の目的としています。

 

理科:人感センサー

 

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プログラミング(理科):人感センサー

 

6年生の“電気の利用”の単元にて、付随的に学びます。

 

どういった条件でどういった作用を定義したら、目的に適った動きをするだろうという考え方ですね。こちらの方が、より具体的なプログラミングのイメージです。And条件などがあるところなどは、小学生にとってはそれなりに難しいのではないでしょうか。

 

・電気を有効に利用することの大切さを考える

・身近なところにもプログラムで制御されたものが多くあることに気付く

 

といったポイントを学習の目的としています。

 

まとめにかえて

 

以上が具体的な変更点になります。

 

正直、プログラミングは門外漢なので、次代の国家産業に関連する教育としてはどうなのか、というのは分かりません。

 

まぁ、専門性の高い分野に早期に触れ、将来への一つのディレクションを施す、といった狙いなのかな、というのが私の理解です。

 

本当に、教育が大きく変わっていきますね。保護者の方々も大変だと思います。

我々塾講師も、しっかりとアップデートしていかないと、あっという間に時代に取り残されてしまうと思いました。

 

やはり、一生、勉強ですね。